クワガタのマット飼育

マットボトルに幼虫を入れ右様子

マット飼育はクワガタの幼虫をより簡単でより安全に飼育する方法です。

菌糸ビン飼育の場合、キノコの菌糸がナマモノなので劣化が早いですが、マット飼育でしたらこの様な心配がありません。

推奨飼育温度は、5から25℃です。

暑さに弱いのでボトル内の温度上昇を抑える為、真夏は冷房で25℃を超えない様にしてください。

真冬は、5℃以上であれば問題ありません。

冬場の加温の際はエアコンで18から20度前後で構いません。(ミヤマは、加温飼育をお勧めしません。)

菌糸ビン飼育と比べて、成長に若干時間が掛かりますが、より安全に大きく育てる事が可能です。

幼虫の年齢(初齢、二齢、終齢)を問わずどの段階からでも飼育可能です。

マットボトル800cc

マット飼育に使うマットボトル(800cc)です。

幼虫はこの中の昆虫マットを食べてすくすくと育ちます。

※1本のボトルで1匹ずつ大切に飼育します。

マットボトルとは(説明)

【補足説明】マットボトルとは、無添加虫吉幼虫用マットをボトルに固く詰め込んだ商品の事です。

無添加虫吉幼虫用マットの説明書(クワガタ版)>>

マットをボトルに詰める様子

ご自身でお詰めになられる場合、マットプレスを用いて固く詰め込んでください。

使用するボトルは、必ず詰めた部分の厚み(層の高さ)が10センチ以上になる物を用いてください。【800cc以上を推奨】

※500ccなど高さが10センチ以下のボトルは、乾燥しやすいので避けてください。

マットの詰め方(参考動画もあり)>>


■幼虫の入れ方について


マットボトルに二齢幼虫を入れる様子

マットボトルに二齢幼虫を入れる様子です。

幼虫の大きさに合わせてエサ交換用のスプーンで穴をあけて幼虫を入れます。

※掘った際に出てきたマットを上から軽く被せていただいても大丈夫です。

幼虫を入れて蓋を閉める

幼虫を入れたら蓋を閉めて高温多湿な環境を避けて保管してください。

※25℃以下を推奨します。

マットは、約3から4ヶ月おきに交換する必要があります。

※クワガタの幼虫は大変デリケートです。

死亡や成長不良の原因になりますので次のエサ交換まで絶対に掘り起こさないでください。


■エサ交換について


古いボトルから幼虫を取り出す様子

まず、古いマットボトルからエサ交換用のスプーンを用いて、幼虫を傷つけ無いようにそっと取り出します。

幼虫のエサ交換の詳しい方法>>

新しいマットボトルに幼虫を入れる穴をあける

新しいマットボトルの端っこにスプーンを用いて幼虫が入る大きさの穴をあけます。

※必要以上に掻き出したり、大きな穴をあける必要はありません。

スプーンを用いてボトルの中に幼虫を入れる様子

幼虫を手で摘んでしまうと圧迫による死亡の原因になりますのでスプーンを用いて慎重にボトルに移し替えます。

基本的に日本に生息する殆どの種類の幼虫のマット飼育は、800ccのボトルで十分です。

但し、30グラムに迫るような大きく育ったオスの幼虫はマットボトル1400ccを推奨します。

ボトルのサイズ選びについて

種類にもよりますが、オスで半年から1年前後でサナギになります。

メスで概ね3から6ヶ月でサナギになります。

温度により多少変動しますので目安として下さい。

サナギになる時は土マユ(蛹室)を作りますのでこの時期から成虫になるまで大きな振動や衝撃を与えないで下さい。

クワガタのオスのサナギの画像

オスのサナギの画像です。

サナギになる前に「蛹室(ようしつ)」と呼ばれる空洞を作ります。

蛹室を確認したらエサ交換を行わないでください。

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