カブトムシ牧場の幼虫の紹介です。

大きく育った幼虫

現在出品中の葉っぱで育てた大きなカブトムシの幼虫の紹介です。

一般的には腐葉土では育たないし大きくならないと言われていますが、これは市販の薬剤が入っていたり落葉樹以外の葉っぱの腐葉土を使った場合の話です。

クワガタ工房 虫吉では、古くからの有機農家の腐葉土作りの手法を用いて、年明け〜5月迄に山から良質のクヌギとコナラの葉っぱのみを大量に集めて山積みにして、梅雨に合わせて撹拌して上から枯れ草を掛けて梅雨場の湿度と真夏の高温で一気に蒸し上げてフカフカの良質の腐葉土を作り上げております。

こうして手間隙掛けて作られた腐葉土は良質な微生物や優良な土壌菌や微生物が活性して大きく育ててくれます。

幼虫は、良質な腐葉土に含まれる菌類を体内で糖質に変換して吸収します。

また腐葉土の中にたくさん住んでいる土壌性微生物を一緒に食べる事で動物性のタンパク質を得る事ができます。

それらの2つの栄養素を同時吸収しながら大きく育つ器用な能力を兼ね備えています。

ただし、市販の腐葉土は、薬品で消毒処理が施されている物が殆どなので与えても菌類や微生物がいないので正常に育つ事ができません。

これからお子様と一緒に飼育を始めたい方に最適です。

サナギ→成虫→産卵にチャレンジされても楽しいかもしれません。

幼虫は、2月から冬眠から目覚め一気に大きく育ち始めますので春からの飼育にオススメです。

エサ交換は、基本的に1ヶ月に1回の間隔で行った方が衛生的な環境を保つことができます。

不衛生な環境(泥状の土、糞が多い土)で飼育すると真菌と呼ばれる目に見えない雑菌が発生して病気になって死んでしまうので注意が必要です。

大きなのオスが出てきた時は、喜びも倍増します。