2012年の本土ヒラタクワガタの羽化状況

本土ヒラタ65から66ミリ

2012年に入って最初に羽化した本土ヒラタクワガタの65ミリ〜66ミリの大型個体です。

九州〜本州まで広い範囲に分布する種類なので、気候の変化にも強く飼育し易い種類です。

寿命も2〜3年と長くペット感覚で飼育できます。

しかも、羽化してから3〜4ヶ月後に繁殖可能になるので夏休みにお子様と幼虫飼育を楽しむ事も可能です。

幼虫飼育に関しては、基本的に1本目だけブナ菌糸ビン550ccを与えて大きくなる素質を持った終齢に育てた後で2本目以降(終齢)で無添加マットボトル850ccへ切り替えて大型個体を狙っています。

マットボトルについて

一般的な添加剤入りの強制発酵タイプと異なり、ボトル内で残留添加物の腐敗に伴う発酵ガスや発酵熱が一切発生しない幼虫に安全な商品です。【ガス抜き不要】

※ボトルに固く詰め込んでも大丈夫です。

劣化が遅いので固く詰め込んでおけば、本土ヒラタの場合だと確実に3から4ヶ月に1回の交換頻度にできるので幼虫への交換時の負担も軽減できます。

水を加えると劣化が早まってしまうので無加水で大丈夫です。

今年は、昨年よりも少し遅めの羽化ですが20〜22gの大型の幼虫が数匹いたので久し振りの70ミリオーバーの期待が持てます。

もしも大型個体が羽化して来たら、また報告します。