タカラヒラタクワガタ70ミリオーバーの羽化です。

タカラヒラタクワガタ70ミリ今年は、久し振りにタカラヒラタクワガタの70ミリオーバーが羽化したのでご報告です。

この種類は、腹部の幅が広いので折角70ミリを超えても羽の納まりが悪い個体が多く完品での羽化が難しい種類です。

今回の個体のエサ交換リレーです。

最初の1本目に二齢でブナ菌糸ビン550ccに投入。

→約2ヶ月半から3ヶ月後2本目の交換の際にブナ〃〃850ccに投入。

→1ヶ月半から2ヶ月後に無添加マットボトル850ccへ切り替えて羽化。

虫吉式の飼育方法:菌糸ビンからマットへの切り替え飼育での羽化です。

菌糸ビン飼育の際に終齢の後期で突然、暴れと呼ばれる掻き混ぜ行動を起こして激縮み(激ヤセ)する事が多いです。

マットボトルについて

当店の幼虫用マットは、無添加なのでカチカチに固く詰め込んでもボトル内で残留添加物の腐敗に伴う発酵ガスや発酵熱が発生しないので幼虫に安心です。

(ガス抜き不要、無加水でご使用いただけます。)

劣化が遅く、持ちが良いのでタカラヒラタの場合、約3から4ヶ月に1回の交換で大丈夫です。

交換頻度を抑えた方が交換時のストレス痩せのリスクを軽減できて大型個体を狙いやすくなります。

今月になってから他の種類がドンドン羽化して来ているのでご期待ください。