2012年最新羽化のオキノエラブヒラタクワガタの情報です。
先月の末〜今月の初めにかけて少しだけ羽化しております。
今回の個体の幼虫飼育の交換リレーは下記のとおりです。
1本目に二齢でブナ菌糸ビン550ccに投入。
→個体差にもよりますが約2ヶ月半から3ヶ月後の2本目への交換は、無添加マットボトル850ccへ切り替えています。
その理由としまして、1本目に菌糸ビンを与えると飛躍的な速さで大きく育ちますが終齢の後期(成熟期)が近づくと突然、暴れと呼ばれる菌床の掻き混ぜ行動を起こしてしまい激縮みしやすくなります。
なので事前に無添加マットボトルへ切り替えてじっくりと大きく育てています。
当店のマットは、一般的な添加剤タイプと異なり、ボトル内で残留有機物の腐敗による発酵ガスや発酵熱が発生しないのでボトルに思いっきり強く押し固めても大丈夫です。
ガス抜き不要、加水不要です。
劣化が遅く持ちが良いので思いっきり固く詰め込んでおくとオキノエラブヒラタに関しましては、確実に3から4ヶ月に1回の低交換頻度で済みます。
交換回数を減らす事で幼虫への交換時ストレスによる小型化も軽減できます。
(ズボラ気味でも大きく育ちます。)
ちなみにこの種類は、大アゴの鋭い湾曲とその裏側に生えたオレンジ色の細かい毛が特徴です。
オスののアゴの裏側の様子です。
大アゴの裏や付け根に細かい毛が有るヒラタの亜種は、この種類だけです。
因みに寿命は、3年前後です。
今回紹介の個体(2012年春の羽化)の場合、繁殖は初夏〜夏になります。
セットを組むタイミングは、羽化して4ヶ月以上経過して夏を迎えた時です。
いつもお世話になっています。
続々と羽化情報が出てきて、これからが楽しみですね。
wordpressはまだ全然使いこなせていないので、良かったらいろいろ教えてくださいね。
これから色々と羽化して来ますので楽しみにしていてください。
夏場は、このサイトが採集記になるかも。
宜しくお願いします。