遂に本土ヒラタクワガタの70ミリオーバー(71ミリ)の大型個体が羽化して来ました。
昨年、地元の福岡県福津市で自己採集したメスで産卵セットを組み産まれた子供です。
天然採集品では、お目に掛かる事が難しいサイズです。
因みに繁殖品でも2009年の春以降は、店長が体調不良の為に出ていなかったサイズでド迫力です。
今回の個体は、二齢でブナ菌糸ビン550cc→終齢で無添加マットボトル850ccの交換リレーです。
ちなみにマットボトルだけでも交換タイミングが合えば69ミリが出ました。
理論的には、エサの劣化が遅いので少ない交換回数で幼虫にストレスが掛かりにくいです。
少ない使用本数で効率良く仕留めた方が掘り出し時の環境変化が無くなり大型化しやすいのかもしれません。
なお、無添加なのでボトル内で有機物の腐敗ガスや発酵熱が発生しないのでカチカチに固く詰めても大丈夫なです。
ガズ抜き不要、加水不要です。
固く詰め込んでおくと本土ヒラタの場合、確実に3から4ヶ月に1回の交換頻度で済みます。
その他にも67〜69ミリの特大サイズも羽化しています。
今年は、全体的にデカイです。
未だ、22グラムの特大幼虫が羽化していないので更に大きくなりそうで楽しみです。