午前中に天然腐葉土の中からカブトムシ幼虫のジャンボサイズが出てきたので紹介します。
持って帰って重さを量ると何と42g有りました。(昨年は44gが出てきましたが今年は初物です)
一般的に腐葉土では大きくならないとされていますが、自然のクヌギやコナラの落ち葉で作ったフカフカ腐葉土で育てると大きくなります。
但し莫大な時間と手間と葉っぱが必要です。
幼虫は、良質な腐葉土(市販の物は消毒薬入りなのでNG)の中に含まれる土壌菌や菌糸を体内に取り込んで糖質に変換する器用な能力を持っています。
さらに、腐葉土の中に約1割ほど住んでいるとされる目に見えない微生物を食べることで良質な自然のタンパク質を得る事ができます。
良い土(飼育下では、昆虫マット)には、糖質源とタンパク源が多く含まれているので添加剤が無くても大きく育つ事ができます。
画像の個体は、どれくらいの大きさになるのか興味があるので成虫まで育ててみます。
因みに出品分も30〜38gと大きな物が入ります。
今年は寒いので、これからもう少し大きくなります。
今年は、8月下旬にイノシシに荒らされて、秋に孵化したと思われる成長が遅い物が多く現在品薄気味になっています。申し訳御座いません。
暖かくなるこれからは、一気に大きくなりますのでご期待ください。