画像は、ヤエヤマネブトクワガタのオスの成虫(大型です)と蛹室です。
本土にも生息するネブトクワガタの亜種になります。
元々、小型の種類ですが大歯型の個体は、アゴの根元に左右2本ずつの大きな突起がありカッコいいです。
因みにオスの横の土の塊は蛹室です。
ネブトは、土の中で卵形の土繭状の蛹室を作る事が特徴です。
なのでボトルの外から様子を見る事が不可能で、ある程度の勘で掘り出しをしないといけません。
するとマットの中からコロリと卵形の蛹室が出てくるので、Beケース(ミニ)に少し湿ったマットを敷いて横向きに並べて定期的に観察すると良いです。
幼虫は、ボトルの中に入れたままだと見えないので、知らないうちに羽化→活動を起こして餓死したり衰弱してしまう可能性もありますので要注意です。
ただし、できれば添加剤が入っていないか微量の添加で独特の発酵具合のマットでなければ産卵や幼虫飼育が厳しいです。