今年最初のトカラノコギリクワガタの産卵セットの様子です。
この種は、日本で最も綺麗な色のリュウキュウノコギリの亜種でアゴの湾曲や力強さも兼ね備えています。
繁殖に関して気を付けなければならない事は、オスのメス殺しです。
一緒に出てきている事を確認したら3日前後で一度オスを外して様子を見てください。
虫吉では、オスのアゴを園芸用のグリーン帯で縛ってペアリングさせる方法を行なっています。
セッテイングは、2時間ほど加水した後、6時間から12時間ほど日陰干しをして水を切ったクヌギ産卵木Mサイズを産卵マットで埋め込む方法です。
※容器の底の方のマットは厚さ5センチ前後だけ木製プレスでカチカチに固めると効果的です。
飼育容器は、コバエ防止飼育ケース(中)で大丈夫です。
ケース内のクヌギの葉っぱは、隠れ家の他に転倒時に起き上がりやすくなり体力の消耗を抑えてくれます。(特に産卵中のメスの体力の温存に役立ちます。)
エサは、超高たんぱくワイドカップゼリーを入れています。
※エサ皿は、スペースに応じてお好みで構いません。
この方法で例年だと爆産しているので、今年も上手く行けばと思っています。