2012年のオオクワガタの羽化が本格的に始まりました。

5月になりようやくオオクワガタの羽化ラッシュが始まりました。

九州の地元産の物に拘って繁殖させています。

オオクワガタのオス

今日お客様より、綺麗な個体が欲しいとお問い合わせがあったので探してみたらツルツルのオスの個体がいたので写真に撮ってみました。

水分過多や古い菌床、前蛹の時に蛹室から出して外気に触れた状態で蛹化させるとディンプル(エクボ状の窪み) やシワ、ピンホール(翅の針穴)が多くなりやすいです。

オオクワガタは、前蛹やサナギの期間が長いので、その間に菌床が劣化して水っぽくなるので仕方がない事ですが・・・。まさに運まかせです。

終齢である程度まで育ちきっていたらオオクワマットでの飼育への切り替えでも綺麗な個体が羽化しやすいです。(血筋や遺伝要因も大きいですが)

なお、飼育温度は、菌糸ビンのコンディションを良い状態に保つため、20から23度前後に保っています。

菌糸ビンの交換タイミングは、概ねになりますが白い部分が6から7割ほど無くなった時点、もしくは余り食べていなくても2ヶ月半から3ヶ月に1回の交換が必要です。

キノコの菌がオガクズを絶えず分解しているので時間の経過と共にオガクズが分解されてフニャフニャになってしまい幼虫がうまく摂取できなくなります。

なので綺麗な状態でも最低でも投入から3ヶ月後に交換の必要があります。

マット飼育の際は、ボトルにカチカチに固詰めした状態で3から4ヶ月に1回の交換を行なっています。


2012年のオオクワガタの羽化が本格的に始まりました。” への2件のコメント

  1. おはようございます。昨日問い合わせさせていただいた者です。ほんとにキレイな個体ですね!販売されるのを楽しみにしてますね。

    • 早速、ご連絡を頂きありがとうございます。
      これから続々と羽化して来ますので、綺麗な個体をアップ出来ると思います。
      宜しくお願い致します。

      虫吉

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