今日は、少しだけ産卵セットを組んでみました。
最初にヤクシマコクワガタの産卵セットを組みました。
赤みが強い種類です。
画像は、暗い場所での撮影になったので上手く写っていませんが、実際は綺麗な赤い色をした個体です。
羽化して4ヶ月以上経過してからの方が繁殖に適しています。
ただし、成熟速度が速いので初夏に羽化したペアが夏に産卵した報告例があります。
今回は、コバエ防止飼育ケース(中)に成虫マットとクヌギ産卵木Mサイズを入れてセットを組みました。
※エサには、国産ホワイト高たんぱくゼリーを与えています。
本日は、同じ方法でトカラコクワガタの産卵セットも組みました。
※セット画像は、省略いたします。
トカラコクワとヤクシマコクワは、アゴ(キバ)の形状が違っていて面白いです。
薄暗い所での撮影なので黒く写ってしまいましたが実際は赤いです。
上の画像は、ヤクシマコクワのオスです。
丸みを帯びて湾曲した太いアゴを持っていてドッシリとした形をしています。
※胴体も太く全体的に極太系で、若干ツヤがありません。
上の画像は、トカラコクワのオスです。
全体的にツヤがあって直ぐに折れてしまいそうなくらい細くてシャープなアゴが特徴です。
※アゴの先端に近い部分のみが内側に湾曲します。
画像では分かりにくいですが大型化するに従って内歯=アゴの内側の突起が上を向く傾向が有ります。
今回のセットが上手く成功してくれる事を願っています。