現在、5月最後の新成虫の羽化チェックの最中です。
※画像は、最新羽化の本土ヒラタクワガタです。
自己採集の天然のメスを産卵セットして産まれた幼虫を羽化させました。
・産卵方法を紹介した記事>>
今回の個体も菌糸ビン→マットへの切り替え飼育です。
終齢幼虫を菌糸ビンに入れると暴れ(かき混ぜて数日で白い部分が無くなる)を起こして縮んでしまうトラブルも多くなります。
サイズロスや不全および死亡率を軽減するのが切り替えの理由です。
無添加虫吉マットは、ボトル内で有機物の腐敗による発酵ガスや発酵熱が発生しない上に持ちが良いので交換頻度を落とせて幼虫へのストレスも軽減できます。
上記のマットをボトルに固く詰めておくと本土ヒラタの場合は、3から4ヶ月ほど交換せずにすみますので経済的に大きく育てる事が可能です。
夏を前に虫吉の繁殖場でも本格的な本土ヒラタの蛹化や羽化ラッシュが始まっています。
羽化した新成虫のボトルを棚から外して行くと棚が空いて寂しくなった気がしますが、逆に成虫の棚が埋まって行きます。
これから更に大きな個体が羽化すると思いますので機会があれば紹介したいと思います。