
5月の羽化チェックでコクワガタの超大型個体が出てきましたので紹介します。
写真は、52ミリを少し越えている特大サイズのオスです。
最近50ミリを紹介して来ましたが、更にサイズを更新しました。
※パーソナルベストです。
手で持つと小型種とは思えない程の独特の重量感があります。
今回の個体も昨年の夏に採集した天然のメスで産卵セットを組んで生まれた幼虫を羽化させた個体です。
こちらも1本目にブナ菌糸ビン500ccを与え2本目からは、オオクワマットを500ccボトルに木製マットプレスでカチカチに固く詰めたものを与えて羽化させました。
今回の飼育のポイントは、1本目に菌糸ビンを与えて大きく育つ因子を持った終齢まで一気に育てて2本目から劣化速度や交換頻度を落とせるマット飼育へ切り替えてストレスや負担を減らしながらじっくり育て上げた事です。
500ccのボトルにマットを詰める際は、思いっきり強く固めていただいて大丈夫です。
詰めが緩いと乾燥や食べた後の目減りでブカブカの隙間ができてしまい蛹室(蛹の部屋)を作れなくなる場合もあるので注意が必要です。