4月より本格的にセットを始めたオオクワガタの割り出しを開始しました。
今年は例年より控えめのスタートダッシュだったのですがここに来てスピードが上がって来た感じです。
今月から本格的な夜間採集が始まるので、早めに割り出しを開始しています。
写真は佐賀県みやき町産のセットですが最初の1回で1本の朽ち木に爆産していました。
因にコバエ侵入防止型飼育ケース(中)にクヌギ産卵木(L)をセットしました。
朽ち木から幼虫を取り出す際は、マイナスドライバー(工具)を用いて幼虫を潰さないように慎重に割って行きます。
産卵痕(メスが産を産み付ける為に削った痕)がより少ない面から割って行くと潰しが少ないです。
※朽ち木から幼虫を割り出す際は、手を怪我しない様にご注意ください。
30匹以上の幼虫と10個以上の卵(計45匹)が一度に採取出来ました。
出て来た幼虫は、一時管理カップにオオクワマットを固めずに入れて管理して5から7日ほど養生させてからクヌギ菌糸ビン550ccに入れます。
幼虫は、朽ち木の中にいるので割り出しの際に傷ついてしまう事が多いので割り出し直後に菌糸ビン投入すると外傷で死んでしまった場合にエサのロスが発生するのであまりお勧めしません。
4から7日ほど様子を見てから初齢から優先的に投入して大丈夫です。
この後のボトル詰めが大変ですが頑張ります。