2012年最新羽化のオキノエラブノコギリクワガタの紹介です。

写真は62ミリ前後の大型個体です。

画像は赤みが強い個体ですが鮮やかなオレンジ色の個体も存在します。

この種類はリュウキュウノコギリの仲間で最大で65ミリ前後の大きさですが色が綺麗で力強い太いアゴを持っています。

※上記の仲間の特徴は、光沢があり、画像の個体の様に頭楯（とうじゅん）と呼ばれる頭部の先（クチバシ）の部分が二股に分かれて迫り出します。

メスの形が特徴的でコガネムシの様に丸っぽくコロコロした感じです。

今回の個体は、1本目に二齢でブナ菌糸ビン550ccに投入して、より大きく育つ素質を持った終齢に育てた後で2本目以降は、無添加マットボトル850ccに投入して羽化させました。

終齢の後半で菌糸ビンに投入してしまうと突然暴れ（掻き混ぜ）を起こしてしまい激縮みを起こしてしまう事が多いです。

今回の個体は、無添加虫吉マットボトルでストレスや刺激を与えない様に羽化まで持って行く事を心掛けました。

●無添加虫吉マットは、添加剤が入っていない（添加剤フリー）の商品なのでボトル内で有害なガスや致死に至る様な発酵熱が発生しません。

ガス抜き不要、加水不要です。

なのでボトルに詰める際は、思いっきり強く押し固めていただいて構いません。

更に非常に持ちが良いのでオキノエラブノコギリの場合は、確実に4ヶ月毎の交換で済むので交換頻度を落とす事が可能です。

交換頻度を落とす事ができれば、交換時の幼虫への（環境変化の）負担も軽減できるのでじっくりと大きく育て上げる事が可能です。