少し前に紹介した天然のトクノシマノコギリクワガタ(赤系統)の産卵セットの割り出しの様子です。
かなり爆産していたので少し引っ張り過ぎて終齢(一番右)もいますが手前の3匹の様に大きな頭の二齢も沢山いました。
この種類は、独特の真っ赤な大水牛も存在するので繁殖でも出てくれる事を願ってます。
(多分ワインレッドの物が多くなると思います。)
終齢は、メスだったので既にボトルに入れてしまいましたが40匹近い幼虫と20個を越える卵が出てきました。(大爆産でした)
※割り出した後は、管理用カップに無添加虫吉幼虫マットを入れてフタをした状態で4から7日ほど養生させます。
その後、健康な二齢からブナ菌糸ビン550ccに投入して育てます。
当店では、上記のエサを与えていますが交換回数を減らして手軽に飼育する場合は、マットボトル850ccでも構いません。
割り出し直後や初齢をいきなりボトル投入すると外傷を負ったり虚弱な個体がいた場合に途中で死んでしまいエサのロスが発生してしまいますので注意が必要です。
手堅く飼育する為に初齢は、そのままカップの中で二齢になるまで育ててからボトルに投入すると良いです。
今後も面白い情報があれば紹介します。