2012年最後の羽化チェックを行ないました。
写真は、今年の冬に羽化したばかりのアマミヒラタクワガタの70ミリオーバーです。
ここ数年夏が猛暑になる事が多くエアコンの効きが悪く高温のせいで成長が加速して、年内は早期羽化の小さな個体が出る傾向がありました。
但し、今年の九州北部は、運よく秋口から気温が下がり始めたので上手く大型個体が羽化してくれました。
使用するエサと交換タイミングは、以下のとおりです。
※下記のエサ交換のデータは、成長を促進させる為に冬場18〜20℃での管理の場合です。
・1本目:ブナ菌糸ビン550cc
・2本目:ブナ〃〃850cc
・3本目:無添加マットボトル850cc ※メスは、2本目からこのエサで大丈夫。
終齢の終期になっているので、欲張ってこれ以上菌糸ビンを与えると暴れて逆に小型化や羽化不全する事が多くなります。
※万が一、2本目で暴れ出した場合は早めにマットボトルに入れます。
(放置すると劇縮みをしてしまう事があります。)
当店のマットは、一般的な添加発酵タイプと大きく異なり、ボトル内で有害な発酵ガスや発酵熱が発生しないので安心です。
強く押し固めた方が中身の容量が多くなる事になるので交換頻度を落として幼虫への負担(体重減少)を軽減できるので大型化しやすいです。
アマミヒラタの場合は、3から4ヶ月に1回の交換で済みます。
なお、ガス抜き不要、加水不要です。
※加水すると極端に劣化が早まったり、固く詰めた際に酸欠を起こすので避けてください。
菌糸ビン飼育で結果が出ない場合は、勇気を出して切り替え飼育を行った方が大型化すると思います。
是非お試しください。