今日のエサの交換時にトクノシマヒラタクワガタの31g(糞を出す前は32g)の特大幼虫が出てきたので紹介します。
昨年の夏に入荷した天然のメスから繁殖させた物(天然個体の子=WF1)です。
エサ交換のリレーは以下のとおりです。(冬場は18〜22℃で加温)
- 1本目:ブナ菌糸ビン550cc(9月中旬)
- 2本目:ブナ〃〃850cc(11月下旬)
- 3本目:無添加マットボトル850cc(今日/1月28日)
3本目からは、虫吉が推奨するエサの切り替えで育てています。
※終齢は、菌糸ビンの投入タイミングが合わないと暴れ(かき混ぜ行動)を起こして痩せてしまう事が多いです。
そこで早めに見切りをつけてバンバンと思い切って最後の無添加マットボトルへ交換してしまうのがポイントです。
当店のマットは、一般的な添加剤入りの物と異なり、ボトルに詰めた際に有害な発酵ガスや致死に至る様な発酵熱が発生しないので幼虫に優しい商品です。
また、持ちも良いのでトクノシマヒラタの終齢の場合、3から4ヶ月に1回の交換頻度を落とせます。
※水を入れると劣化が早まりますので避けてください。
因みにメスの幼虫は、2本目から切り替えなければ早く羽化しすぎてオスとメスの羽化の時期がズレてしまいます。
切り替えた方がサイズのアベレージが高いです。
上手く行くと5月頃に大型個体が羽化して来ると思います。
まだまだ寒い日が続いていますが既に夏の羽化が楽しみです。