ダイトウヒラタの羽化状況(2013年3月)

ダイトウヒラタクワガタ

先日より出品を開始していたダイトウヒラタクワガタですが、その後も少しずつですが大型個体が羽化していますので紹介をしたいと思います。

※写真は今月の中旬に羽化したばかりの50ミリ〜51ミリのオスです。

この種類は、沖縄の東に位置する大東諸島に棲息する小型で赤みを帯びた綺麗な色で人気があります。

日本のヒラタの祖(原種)であるという説もあります。

元々、小さな種類なのでマット、菌床のどちらの飼育でも大丈夫です。

大型個体を狙う場合は、最初の1本目だけ二齢で菌糸ビン550ccを与えて2本目以降はマットボトル850ccへ切り方が大きく育ちやすいです。

菌糸ビン飼育の際に終齢の後半で暴れと呼ばれる菌床(オガクズ)の掻き混ぜ行動を起こしてしまい激ヤセして小型化しやすいです。

なので1本目の菌糸で一気に終齢まで育ててしまえば、後半は無添加マットボトルへ切り替えてストレスを与えずにじっくりと大きく育て上げた方が安定したサイズが羽化します。

マットボトルについて

当店のマットは、残留添加剤の腐敗に伴う発酵ガスや発酵熱が存在しないのでボトルに固く詰め込んでも幼虫に安心な商品です。

また劣化も遅くても血が良いのも特徴です。

ボトルに固く詰め込んだ状態ならダイトウヒラタの場合だと確実に4ヶ月に1回の交換頻度で済みます。

交換時の幼虫へのストレスや負担を軽減できて大型化しやすいです。

春から初夏にかけて大型個体が羽化して来ると思いますので紹介したいと思います。