2013年最初のオキノエラブノコギリクワガタの産卵セットです。
この種類は、沖永良部島に生息する赤み(オレンジ色)が強い綺麗な色のリュウキュウノコギリの亜種です。
アゴの湾曲はありませんが大きな内歯の突起が特徴です。
今回の使用したペアは、11月から1月一杯まで低温で休眠させてから産卵用の温室で温度を上げて活動を開始させました。
※外気温に近い環境の場合は5月頃まで活動しませんので早く目覚めさせました。
未活動(未後食)の新成虫は、ある程度の耐寒性を備えています。
なので温度管理ができない場合、室内の無加温の場所(5から10度)でも普通に越冬して春から初夏に活動を開始して繁殖可能になります。
基本的な飼育や繁殖は、方法と全く同じです。
加水したクヌギ材Mサイズを産卵マットで埋め込む方法です。
アゴが長いのでワイドカップのゼリーが最適です。
上手く産卵してくれる事を願っています。
今後の結果が楽しみです。