先日お伝えしたサイズをさらに超えるヒラタクワガタの超特大71ミリが羽化しましたので紹介いたします。。
地元、福津市にて自己採集したメスを産卵させて生まれた子供(WF1)になります。
今回の個体の簡単なエサ交換のリレーを紹介します。
- 1本目:ブナ菌糸ビン550cc
- 2本目:ブナ〃〃850cc
- 3本目:無添加マットボトル850cc
以上のエサ交換で羽化させました。
菌糸ビンからマットへの切り替え理由は、終齢末期での暴れ(掻き混ぜ行動)による縮みを防ぐ為です。
当店のマットは、添加発酵タイプと違ってボトル内で幼虫に有害な腐敗ガス(発酵ガス)や発酵熱が発生しないのでボトルに固く詰め込んでも安心です。
また、劣化が遅く持ちが良いので固く詰め込んでおけばヒラタクワガタの場合は、確実に3から4ヶ月に1回の交換頻度で済みます。
幼虫への交換時のストレス痩せも低減できます。
菌床の件ですが高山植物のブナ菌床よりも低地性植物のクヌギの方がタンニンと呼ばれる雑菌や菌糸の浸食を遅らせると言われる色素成分が多く含まれるています。
なのでブナの方が若干、分解が早いです。
ヒラタは、分解が早めの菌床の方が結果が出やすいので当店の検証の限りでは、ブナの方が結果が出ています。
是非お試しください。
※因みにタンニンと呼ばれる成分は、お茶(番茶、焙じ茶)にも含まれている成分で毒や害を与える成分では有りません。
広葉樹の落ち葉に含まれる赤茶色っぽい色素成分です。。