今年も本格的なコクワガタの羽化が始まりましたので紹介します。

写真は、今月羽化したばかりの50ミリの超特大サイズのオスです。

50ミリオーバーは、結構難易度が高いので簡単に羽化してくれません。

前年（2012年）の夏に採集した天然のメスで産卵セットを組み産まれた幼虫を育てた個体です。

この個体は、1本目にクヌギ菌糸ビン550ccを与え終齢になってからオオクワマット（550ccボトル）に入れて羽化させました。

コクワガタの幼虫は、小さい分だけ成長（加齢）の速度が早いので菌糸ビン飼育の際に終齢の後半で暴れと呼ばれる掻き混ぜ行動を起こして小型化しやすいです。

なのでストレスを与えない様にマットでじっくりと育て上げています。

マットを詰める際は、投入後に乾燥したり、緩まないように木製プレスなどを用いてカチカチに超固詰めする必要が有ります。

固詰めだと3から4ヶ月ほど交換しなくて済むので2から3本目で羽化する事もあります。

現在、他の種類も色々と羽化しているみたいなので明日以降に紹介して行きたいと思います