トカラノコギリとクロシマノコギリの2ショットです。(2013年4月28日)

トカラノコギリとクロシマノコギリ

4月も最終週となり今月に入って羽化した新成虫をボトルから出す作業を急ピッチで進めています。

本日は、離島産がメインです。

2人(虫吉兄弟)で一緒に作業をしているとクロシマノコギリクワガタ(写真左)とトカラノコギリクワガタ(写真右)の新成虫が出てきたので2ショットの写真を撮ってみました。

新成虫とは、羽化して間も無い成虫の事で未活動個体、未後食個体とも呼ばれます。

どちらも同じ様なサイズですがクロシマのワインレッドとトカラのオレンジ色のコントラストがとても綺麗です。

2匹とも1本目:ブナ菌糸ビン550cc→

2本目:ブナ〃〃850cc→

3本目:無添加マットボトル850ccのリレーで羽化です。

菌糸ビンを使い続けると終齢で暴れてしまい逆に縮んでしまうので途中でマットボトルへの切り替え飼育を行なっています。

※暴れとは、幼虫が菌床を掻き混ぜて数日で白い部分がなくなってしまう状態の事です。

マットボトルについて

当店のマットは、添加発酵タイプと異なり、ボトル内で添加成分の腐敗による発酵ガスや発酵熱が発生しないので固く詰めても幼虫に安心です。

加えて劣化が遅く持ちが良いので固く詰め込んだ状態ならトカラ、クロシマノコギリの終齢(14から18グラム)でしたら確実に4ヶ月に1回の交換頻度に抑える事ができます。

なので交換時のストレス痩せを軽減できます。

明日以降も面白い個体が出てきたら紹介します。