ゴールデンウィーク明けに新成虫をボトルから出す作業をしていたところ、化け物クラスの大物が羽化していたので紹介します。
写真は、このサイトでも度々紹介しているクロシマノコギリクワガタの超特大の大水牛70ミリです。
今年は60ミリ半ばの個体が多かったのですが突発的に大型個体が羽化してきました。
・エサの交換リレーは以下のとおりです。
1本目(2012年5月16日):菌糸ビン(ブナ)550cc
2本目(2012年8月27日):マットボトル850cc
3本目(2012年12月13日):同上。
終齢は、菌糸ビンに投入してしまうと極端に落ち着きが悪くなって暴れ(かき混ぜ)による縮みを起こしてしまい結果が出にくいです。
なのでストレスを下げるために2本目から低刺激、底ストレスの無添加マットボトルでの飼育へ切り替えています。
※暴れを起こすと数日で菌床の白い部分が無くなって幼虫も痩せます。
当店のマットは、添加剤が一切入っていないので幼虫に有害な腐敗ガス(発酵ガス)や発酵熱が発生しないのでボトルに固く詰め込んでも大丈夫です。
劣化が遅く、持ちが良いのでボトルに固く詰め込んでおくとクロシマノコギリの場合は、確実に4ヶ月に1回の交換頻度で済みます。
菌糸ビンと異なり、交換頻度を下げる事で幼虫への負担も少なくて済みます。
これから色々な種類が羽化してきますので、また面白い個体がいたら紹介します。