クメジマノコギリクワガタの爆産(2013年9月28日)

クメジマノコギリの割り出し今日は、夕方から産卵セットの割り出しを行ないました。

画像は、8月上旬に組んだ天然クメジマノコギリクワガタの割り出し(幼虫採取)の様子です。

この種は、リュウキュウノコギリの亜種で太いペンチの様なアゴを持った光沢が有る綺麗な種類です。

コバエ防止ケース(中)に加水して日陰干しをしたクヌギ材(S)x2本を産卵マットに埋め込むという方法で1回の産卵セットで60匹近い幼虫が出てきました。

既に大きく育った二齢が殆どでした。

カップに入れます採取(回収)した幼虫は、一時管理用カップに無添加虫吉幼虫マットを固めずに入れた物に1匹ずつ個別入れて管理します。

4から7日ほど養生させて二齢から優先的に菌糸ビン550ccに移します。

割り出し直後や初齢をいきなりボトルに入れると外傷など異常がある個体がいた場合にエサのロスが発生してしまいますので避けておくと良いです。

今回の幼虫は、終齢まで菌糸、以降はマットボトルへの切り替えで羽化させる予定です。

終齢で菌糸ビンに入れると暴れ(かき混ぜ)を起こしてしまい激縮みをして逆に小さくなってしまうリスクが高くなります。

羽化は来年になると思いますが大型個体が無事に羽化して来ましたらご報告致します。