写真は、最新羽化のコクワガタのオス(43ミリ前後)です。
当店では、身近な里山に生息する種類も繁殖させています。
今年は気温が高かったので突発的に早く羽化してしまった様です。
※真っ赤な色ですが羽化したばかりで黒く色付く前の段階です。
昨年(2012年)の夏に採集した天然のメスを冬眠させて2013年春先の産卵セットで産まれた幼虫を育てた物です。
二齢になる迄幼虫管理用カップにオオクワマットを入れて飼育した後で5月に1本目のブナ菌糸ビン550ccに入れて2本目は8月からオオクワマットを550ccボトルに詰めて飼育しました。
コクワガタは、終齢で菌糸ビンに入れると成熟期(黄色っぽくなり始める頃)に突然暴れ(菌床の掻き混ぜ行動)を起こして小型化しやすいのでマット飼育へ切り替えています。
※暴れを起こすと菌糸ビンの白い部分が数日で消滅するくらい幼虫が動き回って痩せます。
550ccのボトルは、容量が少ないのでオオクワマットを詰める際は、詰め込みが弱すぎると途中で緩んだり乾燥してしまう恐れがありますので木製プレスを用いてカチカチに強く詰め込んでいます。
お問い合わせが多い50ミリオーバーは、来年の春以降になると思います。
ここ数年、春から初夏に羽化してますので来年(2014年)も狙ってみたいと思います。
大型個体が出たら紹介したいと思います。