画像は、最新羽化のオキナワノコギリクワガタの大型64ミリのオスです。
沖縄本島に棲息する赤褐色の綺麗なリュウキュウノコギリの仲間でで大アゴが水牛タイプになりませんが太いアゴと内歯の突起(ギザギザ)がカッコいい種類です。
写真の様に頭楯(口の部分の突起部分)の先端が二股に分かれて前に突き出す形状のタイプになります。
※本土の種は、二股に分かれずに丸っぽくなり、突き出しません。
今回の個体のエサ交換の概要です。
- 1本目(二齢):クヌギ550cc
- 2本目以降(終齢):マットボトル850cc
エサの切り替えの理由は、終齢末期(体が微妙に黄色っぽくなり始める頃)に突然、菌糸ビンで暴れ(掻き混ぜ行動)を起こして縮んでしまったり羽化不全のリスクが高まるからです。
↑暴れの参考画像です。
上記の様になってしまうと手遅れなので終齢になった時点で無添加マットボトルへ切り替える必要があります。
無添加なので発酵ガスや発酵熱が発生しないのでボトルに固く詰めても幼虫に安心です。
ガス抜き不要、加水不要に加え、劣化が遅く持ちが良いのでオキナワノコギリの場合は、確実に4ヶ月に1回の交換頻度で済むのでストレス痩せのリスクを低減できます。