現在は、初夏から夏に掛けて採取した幼虫の菌糸ビンやマットボトル交換の真っ最中です。
発送が終るとスタッフ総動員でボトル詰めを行なって急ピッチで作業を進めています。
写真は、作業中に出てきたタカラヒラタクワガタの大型幼虫(22g)です。
1本目(2013年6月10日):ブナ菌糸ビン550cc
2本目(2013年9月7日):ブナ850cc
3本目(本日、2013年10月18日):虫吉無添加マットボトル850cc
※交換のポイントは2本目から3本目までが40日と早めという点です。
タカラヒラタは終齢の中期以降(黄色みを帯びた状態)になった途端に高確率で暴れ(かき混ぜの事)で縮んで小さくなってしまう事が多いです。
(暴れてしまうとこれまでの苦労が水の泡になってしまいます。)
なので前述の交換リレーの様に菌糸ビン→無添加マットボトルへの切り替えを行なっております。
無添加虫吉マットは、菌床強化配合の無添加発酵タイプなのでボトル内で発酵ガスや発酵熱が発生しないので死亡率も低く大きく育ちます。
(ガス抜き不要、加水不要)
加えて持ちが良いのでボトルに強く詰めておくとタカラヒラタの場合、交換頻度を3から4ヶ月に1回に抑える事が出来るので交換時のストレス痩せを軽減できます。
70ミリオーバーが羽化しましたら紹介したいと思います。