クロシマノコギリクワガタの飼育状況です。(2013年10月20日の幼虫飼育)

クロシマノコギリの幼虫最近お客様からのお問い合わせが多いクロシマノコギリクワガタの飼育状況です。

今年の7から8月に産卵セットを組み現在は、1本目の菌糸ビン(ブナ)550ccから2本目のマットボトル850ccへ入れ替える作業を終えたばかりです。

オスの終齢は、写真の様に大きな物で15g前後まで育っており来年も大型水牛の期待が持てます。

目安になりますが70ミリを羽化させるのに必要な終齢時の体重は、16グラムです

マットで順調に育ってくれると70ミリを狙えるかもしれません。

マットボトルに入れた終齢マットボトル850ccに入れた先ほどのオスの終齢です。

オスとメスの羽化ズレを防ぐ為にメスの方をより温度が低い場所に置くのがポイントです。(4ヶ月毎の交換になります。)

終齢で暴れ(菌床の掻き混ぜ)で小さくなる事が多いのでマットボトルへの切り替えの方が大きく育ちます。

マットボトルについて

ボトル内で有機物の腐敗による発酵ガスや発酵熱が発生しないので幼虫に安心な上に落ち着きも早いです。

持ちも良いので確実に4ヶ月に1回の交換頻度で済みます。

交換回数を減らす事で掘り出し時の大幅なストレス痩せのリスクを軽減できます。

今回も4ヶ月ほど引っ張ってズボラ飼育で大型個体を狙います。

羽化が始まったら再度ご報告を致します。

※因みに今年の初夏は、70ミリが羽化しました。

70ミリの羽化を紹介した記事>>>