今日は、8月下旬に組んだ天然のアマミヒラタクワガタの産卵セットの割り出しを行ないました。
写真は、ケースを引っくり返して中身のマットを出した様子です。(大半が二齢です)
※引っくり返して軽く叩くと型抜きの様に綺麗に外れます。
今回の使用した主なアイテムは、下記のとおりです。
- コバエ防止ケース(中)
- 産卵用マット4リットル
- クヌギ産卵木Mサイズ(朽ち木)
- 国産プレミアム昆虫ゼリー 他
■詳しいセット方法を紹介した記事>>>
朽ち木の中の幼虫です。
材質が良い木を使うと沢山出てくる事があります。
全部で32匹の幼虫が出て来ました。(天然採集品ですが良く産卵してくれたと思います。)
お客様より色が違う幼虫が出てきたというご質問を頂く事が有りますので簡単な解説を致します。
写真の様にマットを食べたら黒(写真、左)、朽ち木を食べたら茶褐色(右)になります。
どちらも腸内が食べたエサの色になっているだけで一時的な物です。
なので次ぎに食べた新たなエサの色に変わります。
カップには、無添加幼虫マットを入れて4日から7日ほど傷や異常の有無を確認する為に養生させます。
その後に二齢だけをブナ菌糸ビン550ccに投入します。
割り出し直後や初齢をいきなり投入すると万が一、異常個体がいた場合にエサのロスが発生するのでお勧めしません。