現在、今年最後の羽化チェックの真っ最中です。
※12月は、離島産の羽化がメインになりそうです。
今回は、ツシマヒラタクワガタが羽化していましたので紹介します。
画像は最新羽化の大型75ミリ前後のオスです。
この種類は、九州最北端の対馬に生息しているアゴが長い日本最大級のヒラタの亜種です。
日本海の北に位置する対馬に棲息しているので寒さに強く飼育し易いです。
今回のエサ交換リレーもいつもの通りです。
1本目:ブナ菌糸ビン550cc、
2本目:ブナ850cc
3本目:マットボトル850cc(メスは、2本目からでも可)。
以上のエサ交換で羽化させました。
※2本目に与えるエサを工夫する事でオスとメスの羽化時期のズレを防げます。
また、菌糸ビンでの終齢末期(黄色みを帯び始める頃)の暴れ(掻き混ぜ)を防ぐ為に3本目は、マットボトルでの飼育に切り替えています。
※暴れを起こすと白い部分が数日で消滅するくらい幼虫が動き回って痩せます。
無添加なので残留添加成分の腐敗による発酵ガスや発酵熱が存在しないので幼虫にも安心です。
劣化が遅く持ちが良いのでツシマヒラタの場合は、確実に3から4ヶ月に1回の交換頻度(交換間隔)で済みますので交換時のストレス縮みを軽減できます。
離島産ヒラタは、一通りの種類が少しずつ羽化しています。
大型個体が羽化して来たら紹介します。
今回紹介した個体の出品は年明けになりそうです。