トクノシマヒラタクワガタの羽化【2013年12月25日】

トクノシマヒラタ73ミリ

今日は、家族の元にクリスマスケーキを食べに帰ってから再度飼育の作業に戻ってきました。

[お店の名前のとおり虫吉(虫きちがい)です(汗)]

羽化した新成虫のボトル出しの作業をしていたらトクノシマヒラタクワガタの大型(73ミリ)のカッコいい個体が羽化していたので紹介します。

徳之島に生息する離島産のヒラタクワガタの亜種でお隣の奄美大島の亜種と良く似ていますが全体的に太くて顎が少し直線的な雰囲気の個体が多い様な気もします。

メスは、奄美の亜種に比べて若干、点刻(上翅のスジ)が薄くてハッキリしない個体が多いです。

幼虫飼育に関しまして羽化を促成させる為に空調設備で22から25度前後の一定温度で飼育。

(真夏は28度前後まで上がる事もあります)

因に寒い季節は、18から21℃の若干低温で飼育すると最も大きく育ちます。

※冬眠せずに成長してくれる温度です。

  • 1本目(5月19日):ブナ菌糸ビン550cc
  • 2本目(8月13日):ブナ〃〃850cc
  • 3本目(9月29日):無添加マットボトル850cc

※2本目の菌糸ビンは、暴れる(かき混ぜる)前に早めに切り上げて3本目の無添加虫吉マットボトルへの切り替えを行いました。

※暴れを起こすと白い部分が数日で消滅するくらい幼虫が動き回って痩せます。

マットボトルについて

無添加虫吉マットは、添加剤による発酵ガスや発酵熱が存在しないので幼虫に安全な商品です。

しかも持ちが良いのでボトルに固く詰め込んでおくとトクノシマヒラタの場合、3から4ヶ月に1回の交換頻度で済むので交換痩せのリスクも低減できます。

リーズナブルな上に大型化してくれます。

★2018年3月21日追加記事:産卵方法を紹介した記事>>>