オキナワヒラタクワガタの大型個体の羽化です。(2013年12月27日)

オキナワヒラタクワガタいよいよ今年も終盤に近づき今日が仕事納めの方も多いかと思います。

虫吉では、急ピッチでクワガタの作業を行っている最中です。

羽化チェックの時に湾曲が効いてカッコいいオキナワヒラタクワガタ(沖縄本島産)66ミリ(限りなく67ミリに近い)が羽化していたので紹介します。

この種類は、大アゴの湾曲がカッコいい個体が多いです。

以下の餌交換で羽化させました。

  • 1本目(2013年5月24日):虫吉クヌギ菌糸ビン550cc
  • 2本目(2013年8月13日):虫吉クヌギ菌糸ビン850cc
  • 3本目(2013年9月29日):マットボトル850cc

→12月上旬羽化です。

※2本目から3本目への交換でマットボトルへ切り替えた理由は、終齢の成熟期(少し黄色みを帯び始める頃)に菌糸ビンに入れると『暴れ』と呼ばれる菌床のかき混ぜ行動を起こして縮んでしまう事が多からです。

マットボトルについて

無添加マットボトルでの飼育のメリットは、添加剤が入っていないので劣化が遅く持ちが良い事と添加剤の腐敗による発酵ガスや発酵熱が発生しないので幼虫へのストレスを軽減できます。

※この種類の場合、交換間隔は、3から4ヶ月に1回で済みますので交換時のストレス痩せも軽減できますので大型化しやすいです。

なので菌糸ビンで育てた幼虫をマットに入れても必ずしも小さくなるとは限りません。