今週は、1月下旬からの温かい日とは別の気候になったかの様な雪が散ら付く寒い日が続いています。
今日は、9月下旬に割り出してマットボトル800ccに入れたままにしておいた国産ノコギリクワガタの幼虫の2本目のエサ交換を行いました。
※夏にここ採集したメスで産卵セットを組んで生まれた幼虫を育てています。
◆産卵方法を紹介した記事>>>
因みに無添加虫吉幼虫マット(マットボトルの中身)は、無添加にである事と劣化しにくい含水率と朽ち木や菌床の発酵の調整を行っておりますので持ちが良いです。
確実に4ヶ月に1回の交換(ズボラ気味)で問題ありません。
※交換頻度を落として、次の交換までの期間を長くする事で幼虫のストレスを軽減して縮みを回避できます。
勿論、2本目もマットボトル850ccへの交換です。
数ヶ月前、既にお客様から1本目で13gから14gの巨大なノコギリの幼虫が出ていたというご報告を頂いておりましたので虫吉でも2本目への交換を楽しみにしていました。
1本目を開けた時点の結果は、全てのオスの幼虫で10g以上、最大で13gが3匹出てきました。
因に幼虫は、長細いので1本目10gで縮まなければ65ミリ前後は狙えます。
※13gから14gだと60ミリ台後半から70ミリのチャンスも出てきます。
終齢は、真夏の気温が高い時期にエサ交換を行うと極端に落ち着きが悪くなってマットに潜らずに上に出てくる事が多くなります。
春先(初夏の前)に交換を済ませて真夏の交換を省略するズボラ気味の飼育を行わなければ大型個体の作出は難しいかもしれません。
交換の足並みを揃える為に春の交換が多少早くなっても良いので夏に交換しなくて済む様に交換タイミングを合わせる事が大切です。
昨年の5月にリニューアルした無添加虫吉マットは、ノコギリなら菌糸ビンが必要ないくらい大きく育ちます。
是非お試しください。
無事に大型個体が羽化したら紹介したいと思います。
ノコギリクワガタの幼虫はこんな姿なのですね!
去年の夏、交尾していたペアを採集していたのですが産卵してくれなくて残念でした。
ツキ様
いつもコメントありがとうございます。
天然のクワガタの場合は、例え交尾していても既に沢山の卵を生み尽くしてコンディションが良くない事も御座いますので見極めが必要です。
確実に産卵させる為には、活動を始めて日が浅い梅雨が明ける前のメスを採集して来ると良いです。
また何か御座いましたら宜しくお願い致します。