トカラノコギリなど離島産の新成虫の紹介【2014年3月11日】

トカラノコギリ69ミリ3月になって離島産の羽化が始まりましたので紹介します。

写真は、トカラノコギリクワガタの69ミリの大型個体です。

●エサ交換リレーは下記のとおりです。

  • 1本目:ブナ菌糸ビン550cc→
  • 2本目:ブナ850cc→
  • 3本目以降:無添加マットボトル850cc

終齢末期(黄色みを帯び始める頃)に菌糸ビンに入れると暴れ(菌床の掻き混ぜ)を起こして逆に小型化する恐れがあります。

今回は3本目から低ストレスで大きく育てる為にマットボトルでの飼育へ切り替えました。

マットボトルについて

無添加なので発酵ガスや発酵熱が発生しないので安心です。

持ちが良いので4ヶ月に1回の交換でも大丈夫です。

クメジマノコギリ50ミリクメジマノコギリクワガタも少し小振りですが50ミリ台のサイズが羽化してきました。

ヤエヤマノコギリ50ミリコチラは、ヤエヤマノコギリクワガタの50ミリオーバーです。

元々が小さな種類ですが色が綺麗です。

1本目だけ菌糸ビン550ccを与えたので早く羽化していますが最初からマット飼育の方が大きく育っている様です。

これからも新しい種類が羽化したら紹介します。

因みに、夏の気温が高い時期にエサ交換を行うと環境に馴染めずに上に出てきてしまうので夏の交換を避けた方が良いです。

その為には、春先の3から4月にエサ交換を済ませて夏のエサ交換を省略するズボラ気味の飼育をお勧めします。

ご自身でボトルにお詰めになられる場合は、超固詰めにしていただいて構いません。

詰め込みが弱いと途中で緩んでしまい交換頻度が上がるだけでなく、ブカブカの肥大化した蛹室(サナギの部屋)を作ってしまいアゴズレや羽化不全の原因になるので注意が必要です。