今日は、先月末に羽化したばかりの新成虫をボトルから出す作業を行いました。
その中からゴトウヒラタクワガタの特大サイズ75ミリのカッコいい個体が羽化していましたので紹介します。
この種類は、長崎県の西方の五島列島に生息するヒラタクワガタの亜種で対馬の亜種と本土産の中間的な形の個体が出やすいです。
個体差も大きいですが写真の様にガッチリとした感じの個体も出てきます。
下記のエサ交換で羽化させました。
1本目(2013年7月2日):ブナ菌糸ビン550cc
2本目(2013年9月7日):ブナ850cc
3本目(2013年10月16日):無添加虫吉マットボトル850cc
⇒2月下旬羽化です。
21から23℃で管理していますが低温でも飼育可能です。
※早く羽化させる為です。
菌糸ビンは、終齢末期(成熟期)での暴れ(掻き混ぜ)を避ける為に2本目まで与え、3本目からは低ストレスの無添加虫吉マットボトルへ切り替えました。
※暴れを起こすと白い部分が数日で消滅するくらい動き回って痩せます。
なお、無添加虫吉マットは、添加剤が一切入っておらず、幼虫に有害な腐敗ガスや発酵熱が発生しない幼虫に優しい商品です。
加えて劣化が遅く持ちも良いのでゴトウヒラタの場合、交換頻度を3から4ヶ月に1回に落とせます。
経済的な上に幼虫の交換時のストレス痩せを軽減できます。
追記(後日談):実は、更に大きな76ミリも羽化していましたが紹介する前に店長が出品してしまいました。
ご紹介出来ずに申し訳御座いませんでした。