今年もトカラノコギリクワガタの70ミリオーバーが羽化しました。
昨年(2013年)6月17日に爆産を紹介しましたが、その時の幼虫が無事に羽化した個体になります。
未だ羽化したばかりで大アゴには蛹の時の殻が付いています。
流石に70ミリを超えると湾曲が出て迫力が出てきます。
写真の個体は翅が軟らかいので4月以降の出品になると思います。
因に下記のエサ交換で羽化させました。(早く羽化させる為に20から23℃の温度管理を行っています)
- 1本目(6月22日):クヌギ菌糸ビン550cc
- 2本目(9月9日):ブナ菌糸ビン850cc
- 3本目(10月19日):無添加虫吉マットボトル850cc
※終齢末期で暴れ(菌床の掻き混ぜ)を起こして激縮みしてしまう確率が高くなってしまいますのでストレスや刺激を与えないようにマットボトルへ切り替えて、じっくりと大きく育てるイメージです。
無添加なのでボトルに詰め込んだ際に残留添加剤の腐敗に伴う発酵ガスや発酵熱が一切発生しないので幼虫にとって安心安全な商品です。
【勿論、加水およびガス抜き不要です。】
劣化が遅く持ちが良いので、ボトルに固く詰め込んでおくと4ヶ月間は交換せずに済むので掘り出し時のストレスや負担も軽減できます。
ボトルへの詰め込みが弱いと、途中でマットが緩んでしまい蛹室の肥大化でオスのアゴズレや起き上がれずに羽化不全のリスクが上がるので注意が必要です。