今日は産卵セットの割り出しを行いました。
今回、トカラノコギリクワガタ(中之島)が爆産していたので紹介します。
トカラ列島の北側の島(温帯の気候区分の地域)に生息している鮮やかなオレンジ色のリュウキュウノコギリの亜種で大変人気があります。
上の画像は産卵セットをひっくり返してマットから出て来た初齢と二齢です。
朽ち木の中からも沢山の卵が出てきました。
先日少し紹介した22℃前後で巨大発泡スチロールに産卵セットの容器を入れての産卵法です。(真夏以外の少し役立つテクニックです)
●使用した主な飼育用品は、下記のとおりです。
- コバエ防止の飼育ケース(中)、
- クヌギ産卵木Mサイズ(朽ち木)
- 産卵マット(菌床配合)4リットル
- 国産プレミアム昆虫ゼリー
上手くハマると大量の幼虫が出てきます。
写真には入りきりませんでしたが40匹以上の幼虫と卵が出てきました。
割り出した後は、一時管理用のカップに無添加虫吉マットを固めずに入れて4から7日ほど傷や虚弱の有無を見極める為に養生させます。
その後に健康な二齢から優先的にブナ菌糸ビン550ccに投入予定です。
割り出し直後や初齢をいきなり投入すると死亡時にエサのロスが発生するので余りお勧めしません。
なお、カップには管理ラベルを貼るスペースがないのでマスキングテープかビニールテープに種類や産地、割り出し日などの情報を記載して1匹ずつ(1個ずつ)張っておくと管理ミスを防げます。
今後の成長が楽しみです。