現在5月の羽化チェックの真っ最中です。
その中にミシマコクワガタの48ミリが羽化していましたので紹介します。
既に何回か紹介しましたが今回の個体は一番大きいです。
※勿論、パーソナルベスト記録です!
画像は少し薄暗いので分かりにくいですが真っ赤な色をした綺麗な個体です。
九州の鹿児島の南部の離島産コクワは、赤みが強く綺麗な個体が多いです。
※但し、現在は三島村の自然の動植物に関する条例で採集禁止種になっています。
この種は、寒さにも強く飼育しやすいです。
今回の個体のエサ交換の概要です。
- 1本目(二齢):クヌギ菌糸ビン550cc
- 2本目以降(終齢):オオクワマット(550ccボトルに木製プレスで強く詰めた物)
以上のリレーで大型個体が出やすいです。
※但し、気温が高過ぎると加齢だけが進んで大型化しにくいので夏の冷房は必要不可欠です。
終齢後半の成熟期で菌糸ビンに入れると暴れ(掻き混ぜ)を起こして縮みやすいので2本目からエサの切り替えを行っています。
マットの詰めが弱すぎると途中で緩んだり、乾燥しやすくなるので思いっきり固く詰めて大丈夫です。
上記の状態に限り、交換頻度を4ヶ月に1回に落とせるので掘り出し時のストレス痩せのリスクも軽減できます。