現在夏に向けて新成虫の羽化が始まりましたので紹介します。
画像は、今月羽化のトクノシマノコギリクワガタの70ミリです。
この種類は、体色やアゴの形状に個体差が有り面白いです。
※色が赤や黒、画像の様な水牛タイプの他に太いタイプなど色々です。
今回の個体は、下記のエサ交換で羽化させました。
- 1本目、2013年9月18日(二齢):クヌギ菌糸ビン550cc
- 2本目、2013年12月3日(終齢):無添加マットボトル850cc
- 3本目、2014年3月5日(終齢):同上
⇒2014年5月羽化です。
終齢での菌糸ビンの突然暴れ(掻き混ぜ行動)による縮みや羽化不全のリスクを回避するの為に2本目からマットボトルへ切り替えています。
なお、無添加なのでボトル内で残留有機物の腐敗による発酵ガスや発酵熱が発生しないので幼虫に優しいです。
持ちが良いのでトクノシマノコギリの場合、固く詰めておくと確実に4ヶ月に1回の交換頻度に抑える事が可能です。
交換頻度を下げて幼虫のストレスや負担を軽減させるのも目的の一つです。
劣化が遅いエサを使って交換回数を減らした方が確実に大型化します。