今月に入りアマミヒラタクワガタの羽化が一気に始まりました。
サイズは、概ね69から72ミリですがアゴが太くて湾曲した個体が多いです。
※画像は今月羽化して未だ翅が柔らかい72ミリ(限りなく73ミリに近い)のオスです。
昨年の夏に入荷した天然のメスを秋に産卵させて採取した幼虫を羽化させました。
今年は、例年よりも温度が少し高かったので早く羽化しましたがサイズ的には75ミリオーバーが出ずに小振りな感じです。
因に下記のエサ交換で羽化させました。
- 1本目、2013年10月30日(二齢):ブナ菌糸ビン550cc
- 2本目、2013年12月26日(終齢):ブナ〃〃850cc
- 3本目、2014年3月19日(終齢後期):無添加マットボトル850cc
⇒2014年5月羽化です。
終齢後期で菌糸ビンに入れると、『暴れ(掻き混ぜ)』を起こして縮みやすいので、3本目はマットボトルへ切り替えました。
添加剤が一切入っていないので添加物による発酵ガスや発酵熱が発生せず、幼虫へのストレスや刺激がなく、落ち着きが早いのがメリットです。
また、持ちが良いのでボトルにカチカチに超固詰めした状態なら3から4ヶ月毎の交換で済みます。
持ちが良いエサで交換回数を減らした方が経済的な上に幼虫のストレス痩せを軽減できるので大型化しやすいです。