今月は、割り出し(幼虫採取)と羽化に加え、夜間の採集が始まり慌ただしい毎日が続いています。
今日は、今月羽化したばかりのアマミノコギリクワガタの紹介をします。
昨年の夏に入荷した天然のメスを産卵させて育てた物です。
羽化して間も無いので体が赤みを帯びていますが時間が経つと真っ黒になります。
※現在、頭部も赤いですが同様に黒くなります。
画像のオスは、72ミリですが概ね70から73ミリの個体が羽化している様です。
★下記のエサ交換で羽化させました。
- 1本目、2013年9月17日(二齢):ブナ菌糸ビン550cc
- 2本目、2013年12月3日(終齢):ブナ〃〃850cc
- 3本目、2014年3月19日(終齢終期):マットボトル850cc ※メスは、2本目から。
⇒2014年6月羽化です。
終齢末期で菌糸ビンに入れると暴れ(掻き混ぜ)を起こして小型化しやすいので3本目にマットボトルへ切り替えています。
このマットは、ボトル内で残留添加物(窒素系)の腐敗に伴う発酵ガスや発酵熱が発生しないので幼虫に優しく持ちが良いので交換頻度(間隔)を3から4ヶ月に1回に落とす事が可能です。
※今回は、3ヶ月半で交換しましたが4ヶ月に1回の交換でも大丈夫です。
交換頻度を落とす事で交換時の幼虫のストレス痩せのリスクを軽減できるので大きく育ちやすくなります。
羽化を加速させる(夏までに羽化させる)為に22から24℃前後で飼育しましたが少し低めでも大丈夫です。