いつの間にか6月も下旬を迎えクワガタの羽化も加速して来ました。
画像は、今月羽化の久米島産オキナワヒラタクワガタの69ミリの大型個体です。
※独特の重量感が有りますが微妙に70ミリに届いていません。
但し、現時点でのパーソナルベストです。
文字通り沖縄本島と周辺の島々(宮古島や久米島など)に生息するガッチリとしたカッコいい種類です。
昨年の夏に入荷した天然のメスを産卵させて11月に割り出した幼虫を育てて羽化させました。
産卵マットでクヌギ産卵木Mを完全に埋め込む方法で簡単に産卵します。
※基本的に本土ヒラタクワガタの産卵方法と全く同じです。
因に下記のエサ交換で羽化させました。(気温は22から24℃です)
- 1本目、2013年11月7日(二齢):ブナ菌糸ビン550cc
- 2本目、2014年2月11日(終齢):ブナ菌糸ビン850cc
- 3本目、2014年4月20日(終齢終期):無添加虫吉マット(850cc)
⇒2014年6月中旬の羽化です。
終齢末期の暴れ(掻き混ぜ行動)による小型化を防ぐ為に3本目は、低ストレス(低刺激)の無添加虫吉幼虫マット(マットボトル)でマット飼育を行いました。
※暴れを起こすと菌糸ビンの白い部分が数日で消滅してしまうほど幼虫が動き回って痩せてしまいます。
2本目の菌糸ビンで暴れてしまう幼虫も多いので2本目からマットボトルへ切り替えた方が70ミリを狙うには手堅かったかもしれません。
無添加なのでボトル内で残留添加物の腐敗に伴う窒素系の発酵ガスや発酵熱が発生しないので幼虫に優しく、持ちが良いので3から4日に1回の交換で済みます。
交換回数を減らせるので経済的なだけでなく交換時の幼虫のストレス痩せのリスクも軽減できます。
今回紹介した個体は7月に入ってからの出品予定です。(メスもかなり大きいです)
オキナワヒラタ、かっこいいですよね。
私のオキナワヒラタも産んでくれたので、
先日虫吉さんから購入したマット入りボトルに投入してみました。
その後しばらく姿が見えず心配していましたがある日覗くと、他の幼虫に比べて圧倒的に大きくなっていました。一ヶ月でオオクワの三齢ぐらいのサイズです(しかもメスのようです)。
動きが鈍く何日も同じ場所でダラダラとしているので、これがいわゆる居食いなのかと驚きました。
別のボトルでも虫吉マットを入れて食わせていますが、同じ現象は起きません。みんな普通サイズです。
虫吉さんが用意されたボトルだから起きた嬉しいハプニングなのかもしれないです。
ツキ様
いつもお世話になっております。
コメントありがとうございます。
お返事が遅れてしまい申し訳ございません。
当店のマットは無添加なので食いが早いのが特徴ですが稀に真ん中だけを綺麗に粉々になるまで食べます。
マットは、詰めが緩過ぎると動き回り過ぎて幼虫が痩せてしまうので思いっきり体重をかけてカチカチに詰めるのがポイントです。
飼育等でご不明な点が御座いましたらお気軽にお問い合わせください。
宜しくお願い致します。