2015年最初の投稿になります。本年も宜しくお願い致します。
現在、2015年最初の羽化チェックの真っ最中です。
画像は、今月羽化したばかりのヤクシマコクワガタです。
こちらは、九州に生息する2系統(琉球と本土の系統)のうち本土の亜種に属する赤みが強い種類です。
※少し艶消しでアゴが太いのも特徴です。
何匹か羽化していましたが今回紹介した個体が最も大きくてガッチリとした感じです。
(画像は、一番大きなオスで50ミリ前後の超特大サイズです)
2014年5月17日に割り出した幼虫を以下の餌交換で羽化させました。
- 1本目(2014年5月22日):虫吉ブナ菌糸ビン550cc(二齢になってから投入)
- 2本目:(2014年8月30日):虫吉オオクワマット(空ボトル550ccにカチカチに詰めて終齢で投入)
コクワガタの仲間は、終齢の成熟期(黄色みを帯び始める頃)で菌糸ビンに入れると暴れ(菌床の掻き混ぜ)を起こして激縮みする恐れがあるのでストレス軽減のためにマット飼育へ切り替えています。
マットの方が菌糸ビンよりも持ちが良いので交換頻度を落として負担を軽減する事も出来ます。
なおマットボトルは、思いっきり強く詰めなければ途中で緩んでしまったり乾燥してしまい蛹化できなくなるので注意が必要です。
※なお、早く羽化させる為に冬場は22℃前後で管理しています。