今日の福岡県は、晴れで過ごしやすい一日でした。
現在、ゴールデンウィーク前の羽化チェックや幼虫のエサ交換の真っ最中です。
そんな中、先日(4月8日)にご紹介した50ミリのトカラコクワガタを上回る51.5ミリの大物が羽化していましたので紹介したいと思います。
この種類は、吐噶喇(とから)列島に生息する離島産のコクワの亜種で光沢がある赤い個体の発生率が高いです。
鋭利に尖った内歯は鋭く上に向きアゴの先端だけが内側に湾曲する傾向が有ります。
※国産の激レア種の一つです。
未だ翅が柔らかいので出品までもう少し時間が掛かりそうです。
因に1本目を二齢で菌糸ビン550cc、2本目以降は終齢でオオクワマットを550ccのボトルに超固詰めして与えました。
1本目は、終齢になっている事が分かれば早めに切り上げても大丈夫です。
※2本目のマットへ切り替え後に一気に大きく育ちます。
通常、菌糸ビンは、時間の経過とともにキノコの菌によるオガクズの分解が進み、劣化するので引っ張りすぎは、暴れ(掻き混ぜ)の原因になります。
そこで、終齢の時点でより劣化が遅いマットへ切り替えて交換回数を減らして外レスを掛けない方法で飼育しています。
トカラコクワの場合、3から4ヶ月に1回の交換頻度で大丈夫です。
但し、ボトルへの詰め込みが弱過ぎると途中で乾燥したり、緩んで交換回数が増えてしまうので注意が必要です。(羽化不全などのリスクも上がります)
春になって羽化の速度も少しずつ上がっていますので面白い個体がいたら紹介します。
51mmとは、やはり流石ですね……
我が家でも普通のコクワに虫吉さんのオオクワマットを与えていますので、羽化がとても楽しみです。
ツキ様
いつもコメントありがとうございます。
ブログのお引っ越しの関係でコメントのお返事が遅れてしまい申し訳ございません。
今年は、トカラコクワ、ヤクシマコクワで50ミリオーバーが出ましたので次は本土のコクワガタでも頑張ってみます。
良い結果が出ましたら是非ご報告お願い致します。
今後とも宜しくお願い致します。