今日は、ゴールデンウィーク明けの第一陣の新成虫の羽化チェックを行いました。
※幼虫のエサ交換も同時進行で行ったので虫吉小屋の中は、スタッフの熱気で一杯でした。
台風の接近が心配されましたが定休日明けの木曜日の出荷に影響が無さそうなので一安心ですが、大雨や強風、高波などの被害が出る可能性もあるので少し心配です。
話は戻りますが画像は、ダイトウヒラタクワガタという赤みが強い体色をした小型の離島産のヒラタの亜種です。
サイズは56ミリですが結構な大型サイズです。
沖縄県大東島原産の種類ですが耐寒性は強く、雪国でない限り特に防寒対策の必要は有りません。
下記のエサ交換で羽化させました。
2014年5月11日割り出し⇒
1本目(2014年5月16日):無添加マットボトル850cc
2本目(2014年8月11日):同上
3本目(2015年12月15日):同上
菌糸飼育よりも少し時間が掛かりましたが2015年4月下旬に羽化しました。
※1本目だけ菌糸ビン550ccを与えると少しだけ早く羽化しますが何故かダイトウヒラタは、余り食べない事が有りますので大型を狙うなら2本目からマットボトルへの切り替えをお勧めします。
当店のマットは、残留添加物の腐敗による窒素系の発酵ガスが発生しないので幼虫に安心です。
持ちが良いので3から4ヶ月に1回の交換で済むので幼虫へのストレス痩せを大幅に軽減できます。
ズボラ気味に思えますが交換回数を減らした方が大型化しやすいです。