昨日は、6月の様な蒸し暑い一日でした。
出荷の作業が終わった後、私達が植樹した森の管理作業のついでに木を見たところ、樹液に集まる恒例の昆虫達が集まっていました。
この昆虫は、採集に行かれる方にはお馴染みのシロテンハナムグリという昆虫(甲虫)です。
手足の爪が一部切れているので高齢の越冬個体だと思われます。
幼虫は、腐葉土(堆肥や朽ちて土状になった木など)を食べて育ち、羽化後に越冬して翌年の初夏に活動を始める個体もいます。
そして遂に今期第一号・・・
記念すべき2015年の最初はコクワガタのメスでした。
但し、越冬個体(越冬旧成虫)なので出品出来ません。
※昨年活動をして更に越冬した個体(最低でも2年以上生き、3年目に向かう個体)です。
早速、夜間の採集にも出掛けました。
今期最初の夜間採集でしたが既に樹液が出ている木も多く樹液に集まるヒラタクワガタも見掛ける事が出来ました。
既に何度か越冬をした高齢のオスなので艶がありません。
2015年5月14日の採集結果です。
ヒラタクワガタのオス2匹に混じりコクワガタのオスも1匹採集出来ました。
この時期は、越冬旧成虫(羽化して2年以上経過)ばかりなので出品は出来ません。
天然採集品は、梅雨に入ってから集まり始めると思います。
天然物は直ぐに産卵出来るメリットが有ります。