今日の九州北部は、曇り時々小雨の天候でしたがトカラノコギリクワガタの産卵セットを数セット組んでみました。
画像は、産卵木(朽ち木)の加水の様子です。
複数の種類のセットを組む為、まとめて6本を漬け込んでいるので上からカゴを乗せて、その上に漬物石を置いて時間短縮をしています。
※黒いカゴは、昨日も紹介した農業用の苗カゴです。(近所のおばチャンに貰いました)
30分ほど加水した後にカゴの上に乗せて日陰干しで水切りを行っています。
使用した産卵木は、少し柔らかめのナラ材、同じく少し柔らかめのクヌギ材(LLサイズ)で見た目が悪く出品出来ない物を使用しています。
複数のセットを組むので画像は、6本ですが1つの産卵セットにつき1本を使用します。
※基本的にマットにも産卵するので沢山の朽ち木を入れる必要はありません。
今日は曇りだったので8時間(晴れていれば6時間程度)ほど日陰干しました。
その後でステーキナイフ(100均で購入)で樹皮を完全に剥がしました。
コバエ防止ケース(中)に産卵マットを木製プレスで固く詰めているところです。
底の3から5センチの部分だけ固く詰めます。
※今回は朽ち木が太いので3センチ程度だけ固く詰めました。
先程の固めたマットの上に朽ち木を乗せます。
今回は、豪快にクヌギ産卵木LLサイズの使用ですが爆産し過ぎてしまう事もあるので通常はMサイズ(余り増やしたくない場合はSサイズ)でも構いません。
産卵マットで朽ち木を埋め込んで隙間を埋めるために軽く手で抑えます。
これでセットの完成です。
※爆産させたく無い人は、細めの産卵木を使ってマットを浅めにすると良いです。
画像は、4日前からBeケース(ミニ)でペアリングの為に同居させていたトカラノコギリのペアです。
狭い容器に同居させていれば1から4日で交配が完了します。
ケースには、ワイドカップ用エサ皿(1つ穴)とワイドカップゼリーを入れています。
※大型個体やは、メス殺しの防ぐ為にオスのアゴ縛りをお勧めします。
エサの昆虫ゼリーとメスのみをケースに入れて産卵を待ちます。
エサ皿は、お好みで入れてください。
上手く行くと1から2ヶ月程でケースの底に幼虫が這い始めます。
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