昨日の福岡県福津市は、梅雨独特の曇りの天気で少し肌寒い一日でした。
昨晩も何時もの様に採集に出掛けました。
※最近は、ついつい山に深入りする事が多くなり翌日のブログの更新になってしまいます(汗)
早速、昨晩の採集の様子を紹介したいと思います。
こちらは、いつものクヌギに集まってた本土ヒラタクワガタのペアです。
※前日よりも少し樹液が乾いていましたが僅かな樹液を求めて集まっていました。
同じ木の裏側に上に向かって登っているカブトムシのメスを見つけました。
目視では確認出来ませんでしたが上の方で樹液が出ている場所が有るのかもしれません。
分かりにくいですがクヌギの高い場所から出ている樹液に集まっていた本土ヒラタのオスです。
画像の様に樹皮が剥がれて樹液が出ている場所を好みます。
こちらも樹皮が剥がれた場所から樹液が出ているクヌギです。
小さな本土ヒラタのオスが隠れています。
隠れる場所(樹皮の剥がれの面積)が大きければ大きいほど大きな個体が隠れている可能性があります。
(面積が狭いと大きな個体が入れませんので当然と言えば当然ですが)
こちらも樹皮の剥がれた場所に潜む本土ヒラタの45ミリ前後のオスです。
オスの奥にメスの姿が少しだけ見えます。
先日の雨で地面が抜かるんでいるので、この森で見掛けた個体の殆どが画像の様に泥で化粧をした様に真っ白になっていました。
昼間や雨天は、樹上(樹洞や樹皮の裏)ではなく地面に潜っている事が容易に想像出来ます。
枯れて折れた枝の付け根から出ている樹液にやって来た小型の本土ヒラタのオスです。
※少し上にいる黒くて4つの赤い点が有る昆虫は、ヨツボシケシキスイという里山の昆虫です。
小さな樹洞の付近にいた小型の本土ヒラタのオスです。
樹液が出ていないので新しい住処を探そうとしているのかもしれません。
こちらは、採集中に出会ったニホンアカガエルです。
この時期は、巨大なガマ(ヒキガエルの事)やイノシシ、野うさぎ等の色々な森の住人と出会う事が有ります。
ここ数日、ノコギリクワガタに関して、何故かオス1匹だけ寂しく樹液を吸っている姿しか見掛ける事が出来ません。
ここ数日は、樹液に集まる蛾の姿も見かけます。
九州南部は、大雨で被害が出ている様ですが北部九州は、まとまった雨が降らず、降りそうで降らない天候が続いております。
樹液も少し乾き始めているので大物採集には少し厳しいかもしれませんが頑張ります。
当店で取り扱っている天然採集品は、全てコンディションを維持する為、冷房が効いた場所で1匹ずつ個別に管理して元気な個体のみを厳選しております。