お盆が過ぎて夜が少し過ごしやすくなりましたが日中は、未だ未だ暑い夏の天気です。
これから幼虫飼育の秋を迎えるので忙しくなって行きます。
今日は、夕飯の後から兄(店長)と工房に籠って主にオオクワガタの幼虫のエサ交換を一気に行いました。
★現在、記事内に登場するボトルは、550cc→遮光タイプ500cc、850cc→遮光タイプ800ccへ商品の変更が発生しております。
画像は、約3ヶ月前にオオクワガタの初齢を投入したクヌギ菌糸ビン550cc(現在は、遮光クヌギ500cc)です。
順調に行くと7割くらい白い部分が無くなります。
※但し、菌糸ビン飼育は菌によるオガクズの分解が早いので画像の様に茶色い部分が多くならなくても3ヶ月毎の交換の必要が有ります。
(時々『居食い』と呼ばれる真ん中に居座って食痕が出ずに大きく育っている状態の時もあります)
菌糸ビン交換専用のスプーンを使って菌糸ビンから幼虫を出します。
※幼虫を取り出す際にポトンと落としたり乱暴に扱うと脱腸(脱肛)を起こしたり自分で自分のお尻や腹部を噛み切って自爆する事が多いので慎重に行う必要があります。
出来るだけ気温が低い時間帯や環境でのエサ交換でリスクを減らす事が出来ますが慣れるまで体重測定を控えるなど注意が必要です。
1本目の菌糸ビンを食べ終えた時点で大きく育ったオオクワガタの終齢です。
オスは、2本目への菌糸ビンに入れると未だ未だ大きく育ちます。
大きそうな幼虫の体重測定を行ってみました。
画像の終齢は、糞をしてしまいましたが27グラム前後の1本目にしては上出来の大きさです。
量り(キッチン用のデジタル軽量計)で概ねの体重が測定出来ます。
0.0の値まで量れる物も有りますが精密になればなるほど高額になるのでホームセンターの安い物で構いません。
※体重を厳密に測っても羽化しなければ意味が無いので個人的には余り拘る必要も無い様な気もします。
丸々と太った大きな物がいましたので量ってみました。
1本目で何と32グラムの超重量級の巨大幼虫に育っていました。
今年のオオクワガタの幼虫は、久し振りに80ミリを大きく超えるレベルの大きさに育っている物も多い様です。
(勿論、普通のサイズの幼虫もいますが・・・)
専用シャベルを用いてクヌギ菌糸ビン850cc(現在は、遮光クヌギ800cc)に穴を空けます。
※幼虫の大きさに合わせて軽くくり抜く様に空けます。
スプーンを使って新しい菌糸ビンに移し替えます。
落下させない様に注意してください。
幼虫投入後は、フタを閉めて涼しい場所で飼育します。
お盆前はバタバタしてブログの更新頻度が落ちてしまい申し訳ございません。
秋も面白い情報が有りましたら紹介します。